タロウの時代のダメージ表現 [着ぐるみ]
この時代は映像も半端ではなく、直接着ぐるみを痛めつけて、時に穴を開け、ちゃんとしたダメージシーンを撮影していた。今はCGで表現し(ごまかし)たり、その場面は描かずはしょって次の場面に行ったりする。まあもっとも今では放送コードにひっかかるとかで表現できないということもあるが。
戦いというのは決して綺麗なものではないということを表現するために直接的なダメージのシーンがあると非常に説得力を持つ。私は子供心にコノシーンをみてタロウがかわいそうだと思った。
でも、獣の世界では、弱肉強食。動物ドキュメンタリーでよくものを食べる動物のシーンがある。食べられている動物がかわいそうに見えるのと一緒だと思う。だけどそれが動物の世界であり命がけの戦いなのだ。
コノシーンで私は、ウルトラマンも命がけで戦っているんだと思ったものだ。野生の怪獣バードンのえさとして食べられるタロウだということが血みどろになっているのでわかる。
あえてこういう時代だからこそ、こういうリアルなシーンが必要かもしれない。
2006-12-28 00:04
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コメント(5)
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子供のときバードン戦見て泣いたよ。タロウが死んだから、すごいショックでした。姐さんの言うとおりなんだよね、命がけの戦いなんだよね。いまのウルトラは綺麗すぎると思う。なんかCGに頼ってるのもあるし、良い意味でのグロさがないよね。このご時世だから仕方ないんだろうけど、綺麗すぎるのもどうかと思う。やっぱりこういうの必要と思います私も。タロウ放送開始から終了までに何着のスーツ使ったんだろうね。気になる。
by 長沢もえ~す (2006-12-28 01:37)
ウルトラマンから今やっとるメビウスまでの間でやっぱタロウが一番かわいそうやな。長沢もえ~すさんも言っとった様に、当時はCGがなっかった、とゆーのもあるんですけども、
・タロウの体をデッパラスの牙が貫通する
・エンマーゴがタロウの首を切り落とす
・バードンがケムジラをバラバラにしたうえ、食べる
・バードン、タロウの心臓にクチバシを突き刺し、殺す
これはちょっと・・・・。 やりすぎやろ~、思ったな。
タロウの役者も大変やったろうなぁ~。
by ぱぱっと (2006-12-28 12:05)
セブンの足を折るシーンはアレだけど効果音で何と言うかね。
スペクトルマンで顔に炎を浴びせるシーンなんか「うわあ〜」といいつつ一部をダメージ変形させたり、気合はいっています。
新マンがカラータイマー盗られて体がしぼんでペチャンコってのはご愛嬌ですが。
by ちょちょ (2006-12-28 15:02)
私も泣きましたよ。あまりにも衝撃的で、心の中で「もう、やめて!」って叫んでました。だから、このシーン強烈に脳裏に焼きついてますね。こ
の時代って色々な面でおおらかだったのかも知れませんが、中の人達は怪我が絶えず大変だったでしょうね。後一つ記憶しているのは、この回が放映された数日後に新聞で「ウルトラマンタロウ重傷」の見出しを見たことです。その時、とっさに「タロウ、バードンにやられた傷がひどいんだ」と思った私。実際は関係者のどなたかが事故にあわれたという内容だったと思います。
by Wタロウの母 (2006-12-28 22:34)
萌ちゃんへ
20着くらい作ったとかなんとか聞いてます。グロい表現自体がNGな時代ですから、表現するほうも面白くないかもしれませんね。
ぱぱっとさん
最初のウルトラヒーローの衝撃的ダメージ表現ですごかったのは新マンのスノーゴンの生首ごろ~んですかね、どうでしょう?
ちょちょさん
映像で見せられない分、効果音でとも思いますけど。それもNGなんでしょうね。
wタロウ母さん
昔の殺陣は大変だったらしいです。今はカット割りやCGなどでごまかしていますが、昔は下にマットが敷いていなかったので着地シーンではよく着地の衝撃で足がジーンときたみたいですね。
by ultra11 (2006-12-29 12:17)